ビジネス書大好きさくもも(@samosta25)です。
Kindle unlimitedで尾原和啓さんの『どこでも誰とでも働ける』を読みました。
- 転職したいけど迷っている人
- 肩書迷子になっている人
- 新しい自分を発見したい人
この本は、読み終わると前向きになれます!
やったるぞ!!とやる気になれるのでおすすめです♬
『どこでも誰とでも働ける』の意味
『どこでも誰とでも働ける』このタイトルを見て、どんな内容を想像しますか?
わたしは、「どんな職場へ行っても、みんなとうまくやっていけるよ」というような内容を想像しました。
実際はどんな意味なのでしょうか?
著者の尾原さんはこのように言っています。
- どんな職場で働いたとしても、周囲から評価される人材になる
- 世界中のどこでも好きな場所にいながら、気の合う人と巡り合って働ける
今までの日本では、職歴の多い人(転職を繰り返している人)は、あまりよく思われない傾向がありました。
「長続きしない」「努力が足りない」などと、マイナスなイメージで捉えられるのです。
しかし、これからの時代は、自分のレベルアップのためにいろんな仕事に挑戦したり、多くの職場を経験する!という選択肢もあってもいいのではないでしょうか?
そうなると…
「多くの経験をしている」「いろんな分野に詳しい」などと良い評価をされるようになります。
そんな時代になると、多くの人がいろんな経験をして、自分でも思いもしなかった能力を発見・発揮できたり、世の中もっとうまく回っていくようになるんじゃ…!!
と、わたしは期待します♬
最も大事なのは「ギブの精神」
どこでも誰とでも働ける人になるには、ただ転職を重ねていろんな職場からエッセンスを吸収すれば良い、ということではありません。
多くの職場を経験することで、自分自身のレベルアップを目指すなら、
そこで最も大事にしないといけないのは、
「ギブの精神」です。
これは、わたしがこの本から得た1番の学びです!
「ギブ&テイク」ではなく
「ギブギブギブギブギブ&ギブ!」なのです。
見返りを求めることなく、自分の持っているスキルを惜しげもなく提供することで、新しい経験を仕入れることができるのです。
この「ギブの精神」が大事って、職場に限らないと思うんです。
例えばツイッター。
ツイッター上には、有益な情報がゴロゴロ転がっています。
わたしはツイッターとブログを始めた頃、
実際に「ブログで稼いでる人」が「ブログで稼ぐための方法」を惜しげもなく公開しているのを見て、「ありがたい」と同時に「なんて心が広いんだ!!」と思っていました。
今思えば、それを「なんて心が広いんだ!!」と思っていたわたしの心が逆に狭かったってことですよね。
わたしだったら、そんな成功体験、他の人には教えないもんねー!といった感じ。笑
ちっちゃい人間でしたね。笑笑
まぁ、人間どこかで見返りを求めてしまうものかもしれません。
周囲にどんどんギブしていくと、直接的な見返りはなくても、
もっと大きい見返り(経験・スキル・人望・ブランド)が手に入るのです。
自分が持っている知識や情報は、隠すよりもオープンにしたほうが、自分のためにもなるということですね。
考えるより「まず行動」
次に、大事なのは行動力です。
頭でっかちになるより、まず行動することが◎
悩む暇があったら動く!どんどん動いて、トライ&エラーを何度も繰り返すのです。
PDCAサイクルってみなさん知っていますよね?
plan(計画)
do(実行)
check(評価)
action(改善)
を回すのがPDCAサイクルです。
尾原さんは、これでは動く頃には時代遅れになっていると言います。
尾原さんが推奨するのはDCPAサイクル。
まず行動 → 評価 → 計画 → 改善
とにかく「実行」回数を増やすことが重要です。
チャレンジする回数が増えれば、成功する確率も上がります。
ネット時代にふさわしいのは、とにかくどんどん実行して軌道修正をはかるDCPAサイクルですが、正確にはDC→DC→DC→DC→……とdoとcheckを繰り返して、とにかく答えを見つけることです。
計画ばかりたてて何もスタートしないのでは成長しませんが、何回もやって失敗を重ねるほうがどんどん成長できます。
失敗してもいいと割り切ることが、DCPAサイクルをうまく回すコツです。
とにかくどんどんバットを振りまくっていきましょう!!
自分のアイコンを持つ
現代はインターネット時代!ソーシャルなつながりを大切にしなければいけない時代です。
そこで大事なのは
常に「自分」の情報の更新、つまり自己紹介を続けることです。
「○○さんと言えばラーメン」
「○○さんと言えば犬」
といったその人のイメージを確立することが大事です。
「さくももと言えば本」
「さくももと言えば年間100冊の人」
みたいな感じですね。
わたしはそうなれてるのかな??
「アイコン」というのはわたしでいう「本」のことです。
そのイメージで世の中に覚えてもらわないといけません。
まだそういうのないなぁという人は、自分のアイコン探しをしてみて下さい。
まとめ
「どこでも誰とでも働ける」人になるためには
- ギブの精神を忘れない
- とにかく行動する
- 自分のアイコンを持つ
この3つが欠かせません。
この本の中では45の項目が紹介されています。
わたしが特に重要だと感じた3つを紹介しました。
興味がある方は、ぜひ本書を読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)