こんにちは。
年間100冊読む!と公言している読書好きの2児ママ、さくもも(@samosta25)です。
先日、Twitterでこんなツイートをしました。
読書ノート📝
1年に1冊のノートと決めて、
今のノートを買いました☺️今年読んだ本64冊目❣️
どんどん書き方が
変わってきています✨今はこんな感じ👇
🍑その本を読んだ目的
🍑学んだこと・感じたこと
🍑読み終えて今すぐすることこれで、読書を行動に移せる🤗
読んだら書く!
おすすめです❣️— さくもも🍑年間100冊読む2児ママ📚✨ (@samosta25) September 17, 2019
これを見た人から、DMなどでいくつか質問を受けました。
- どんなふうに書いているのか?
- 続ける秘訣があれば教えてほしい
- ノートは何を使っているのか?
今回は、それも踏まえてさくもも流・読書ノートについてまとめます。
▼「本の買い方」について▼

▼「読書時間の作り方」について▼



読書ノートを書く理由


読書ノートは、何のために書くのか。
それは、読書を自己成長につなげるためです。
限られた自分の時間を読書に費やしているんです。
本から得たことを、自分のモノにしないともったいないですよね?
本を読む目的
そもそも、何のために本を読むのでしょうか?
- 知りたい
- 学びたい
- 変わりたい
- 成長したい
…など、いろんな想いがあるでしょう。
この「何のために」を達成することが読書の目的です。
ただなんとなく読むだけでは成長できません!
目的を持って読み、書くことで成長につながります。
人間の脳は、すぐ忘れるようにできています。
有名なエビングハウスの忘却曲線を見るとわかります。
20分後に42%忘れている
1日後には66%忘れている
…1日後に半分以上忘れるのだから、忘れないように、記憶に残すために
「書く」必要があるのです。
書く=アウトプットが、記憶定着の鍵になります。
読みながら「記録」するのは無駄
読書ノート、書いてみよう!と思ったら、何を書けばいいのかわからない…
そんな壁にぶつかる人、多いのではないでしょうか。
※書く内容は後述します。
とりあえず、本を読みながら大事そうなところをノートに抜き出してみる…というのは、やりがちですが、それでは意味がありません!
ただ「記録」しても「記憶」には残らないからです。
その「記録」を何度も何度も読み返すなら別ですが、読みながら大事そうなところを抜き出してノートに書くのは、授業でただ黒板に書かれたことを写すのと同じです。
そして、読みながら書こうとすると、
- 「ノートに書くことを探す」のが目的になってしまう
- 1冊読むのにものすごく時間がかかる
- 「書く」⇔「読む」の繰り返しで集中力が途切れる
というデメリットもあります。
私のやり方は以下のとおりです。
さくもも流3ステップ
- 読んでいて重要だと思うところには付箋を貼る
- 読み終えたら付箋をたどる
- ノートを書く
付箋をたどったときに、そんなに大事じゃなかったな…と思うこともあるので、たどることは重要です。
読み終えて「冷静な目」で付箋をたどることで、濃いノートが書けるようになります。



読書ノートに書く内容


続いて、何を書いたらいいのか、お話していきます。
私の読書ノートは、以下の4点を書いています。
- タイトル・著者・読了日
- その本を読んだ目的
- その本を読んで学んだこと・得たこと・感じたこと
- 読み終えて今すぐすること(TO DO)
タイトル・著者・読了日
そのページが何の本の記録なのか、あとで見てわかるようにはっきり書きます。
これに加え、私は出版社・発売日・☆5段階評価・今年何冊目か?も記入しています。
読んだ目的
その本を読んだ目的、これは1番大事です!!
本を読む前に
- なぜ、その本を読むのか?
- その本を読んで、何を得たいのか?
を明確にしておかないと、その本から効率よく学べません。
逆に言うと、読む目的が明確にならない本は、今の自分には必要ないと思ったほうが良いでしょう。
読む前に目的を明確にし、その目的がクリアできると、その読書は成功!ということです。
なので、「なぜその本を読んだのか?」はノートの最初に書きましょう。
学んだこと・得たこと・感じたこと
その本を読んで、学んだこと・得たこと・感じたことを書きます。
重要だと思う図やグラフがあれば、それも書きます。
もしその本を読んでしっくり来なかったら、「しっくり来なかった」と書けばいいです。
自分の書きやすい書き方で書きましょう。
- 箇条書き
- 「→」「◎」などの記号を使う
- 色分けして強調する
など、いろいろやってみて自分に合った方法を見つけてみてください。
私自身、書き始めてから1年以上、どんどん書き方が変わってきて、今のベストな形にたどり着きました。
私は細かいルールを決めると面倒くさくなるなるので、ガチガチにルールは決めていません。
決めているのは、3色ボールペンを使うこと…くらいです(;´∀`)
読み終えて今すぐすること(TO DO)
読書は、「なるほどな〜」「いい本だったな〜」で終わっては、意味がありません。
それでは、読むために使った時間が無駄になってしまいます。
確実に読書を成長に繋げるには、行動を変えなければなりません。
本を読んだら、行動に移すことが何より重要です。
読んだ内容の中から「これやろう!」と思ったことは、「やることリスト(TO DO)」として書き込みます。
私はさらに、普段持ち歩いている手帳にも、読書から落とし込んだTO DOを書いて、確実にできるように意識しています。
これは「行動」だけではなく「意識」の面でも「そうしたい」ことは書きます。
書くこと&見返すことで意識できるからです。



【実例】私の読書ノート
今のベストなフォーマットで書いたノート
①東大集中力(西岡壱誠)


②僕らはSNSでモノを買う(飯高悠太)


これを実際に見ると、特に細かいルールは決めていないのがわかると思います。
本1冊につき見開き2ページを使っているのは、余白が多いほうが、あとから追記しやすいし、見やすいからです。
使うページ数は特に決めず、基本は1ページで、たくさん書きたいときは2ページ、といった感じでもいいかもしれません。
過去のダメノート
①子どもの頭がグンと良くなる!国語の力(出口汪)
②伝わるのは、1行。(田口まこ)


これは、約半年前書いたノートです。
この頃は1冊1ページで、つめつめで書いていました。
ただ内容をまとめているだけで、目的も今後のTO DOもよくわかりません。
まねしちゃダメな例です。
読書ノートを続けるコツ
読書ノート、せっかく書くならしっかり続けたいですよね?
続けるには、頑張りすぎないことが大事です。
何事も頑張りすぎると辛くなって、続きません。
ノートを埋めよう!と思わなくてOK
白いところは埋めたくなるのが人間ですが、「埋めよう」「たくさん書こう」と思わなくてOKです。
アウトプット大全&インプット大全の樺沢紫苑さんは、1冊の本から3つの気づきを得られるとその読書は成功!と言っています。
「大事そう」なことを5つも6つも抜き出して書いても、1つも記憶に残らないです。
1つでも2つでも確実に記憶に残り、自分のモノにできれば「成果」なので、スカスカでもいいから「確実に大事」と思うことを書きましょう。
学びの多い本に出会ったら、自然と濃いノートになります♬
「本を読む+ノートを書く」をセットにする
「読む」と「書く」を別にしてしまい、読み終えてから数日経つと、「書く」ことが面倒になってしまいます。
なので、読んだら書く!
読んだらすぐ書く!
どんなに遅くても、読んだら2日以内に書く!
意識してみてください。
定期的にノートを振り返る時間を作る
定期的にノートを振り返ることで、「しっかり読んでるなぁ!」と自信になります。
読み終えたあとのTO DOもできてるか確認し、できていると更に自信になるし、達成感が得られます。
その達成感が重要です!
読書から達成感が得られると、もっともっと読みたい!もっともっと学びたい!という気持ちが芽生えます。
そこからまた、次の「成長につながる読書」が生まれます。
書くことは大事です。
でも、振り返ることはもっと大事です。
ぜひ、振り返る習慣を身につけてください。
使うノートについて


最後に、私が使っているノートを紹介します。
「ノートは何を使っていますか?」という質問がありました。
私は現在、A5サイズのロイヒトトゥルムを使っています。
読書ノートを書き始めた頃は、無印良品のA5ノートを使っていました。
無印良品のA5ノートのように薄いノートだと、すぐに1冊埋まり「達成感」が得られるので、読書ノートをこれから始める人は薄いノートがおすすめです。
ノートの厚さやサイズは、自分の書きやすいもの、扱いやすいものを選ぶのが1番です。
持ち歩く人はA5がいいかもしれないし、家でしか書かない&見ないならA4など、大きくてもいいでしょう。
ちなみに次はEDiTのA5方眼ノートにすると決めています。
今は横罫ノートですが、方眼ノートにしたい!とずっと思っているので、次回はもう決定です。
【まとめ】読書ノートのすすめ
今回は、読書ノートについて、書く目的・書き方・続けるコツなどをまとめてきました。
ここまで何度も言ってきたように、読書は読んだ内容を自分のモノにできなければ意味がありません。
最近はアウトプットは大事といろんなところで聞きますが、本当に大事です。
読書(インプット)で得たことを書く(アウトプット)ことで初めて自分のモノにできるのです。
ノートに書く内容
- タイトル・著者・読了日
- その本を読んだ目的
- その本を読んで学んだこと・得たこと・感じたこと
- 読み終えて今すぐすること(TO DO)
まずは、この4つを押さえて、とにかく書いてみてください。
実際に書いてみることが大切です。
この記事を読んで、読書ノートを書いてみようかなぁと思っていただけるとうれしいです。
また、質問等あれば、お問い合わせフォームやTwitterのDMなどで気軽に送ってください。
いつでも歓迎です♫





