こんにちは。
先月は「健康月間」と題し、健康にまつわる本を中心に読んできたさくもも(@samosta25)です。
今回は「頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる」のレビューです。
この本を読んだ理由は、子供の頃から長年悩んでいる「手湿疹」のかゆみをどうにかしたかったからです。
私自身、小さい頃はアトピーに悩まされていました。
大人になるにつれ、改善されてきましたが、手湿疹は今でも悩みの一つです。
しかし、「頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる」を読んでから約1ヶ月が経ちましたが、手湿疹の症状は確実に改善しています!
私と同じように、かゆみや肌荒れに悩んでいるあなたに向けて、「頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる」を読んで学んだことを紹介します。
この記事を読めば、「すぐにできる対策」を知ることができます。
かゆみをなんとかしたい!
肌荒れを治したい!
というあなたはぜひ読み進めてください。
※すべての症状が必ず改善するという保障はありません。
Contents
肌活の基本3ステップ
肌活の基本
- 肌を潤わせる(保湿)
- 肌の内部の熱を冷ます(冷却)
- 肌を清潔に保つ(清潔)
肌活の基本①肌を潤わせる
「保湿」は肌活の基本の中で最も重要です。
乾いていると、かゆみを感じやすくなります。
ローションや化粧水、クリームなどの保湿剤を、全身にたっぷりとなじませましょう。
私の手湿疹も、乾燥によってよりかゆみが増していたんだと感じています。
私は本書を読むまで、皮膚科で処方された塗り薬は塗るけど、ハンドクリームはあまり塗りませんでした。
しかし、本来塗り薬は炎症を押さえるためのもので、保湿の役割はありません。
保湿して潤いを保った状態で、炎症部分に塗り薬を塗らないと、薬の効果もあまり出ないのだと実感しました。
なので、肌が荒れている、かゆくてたまらない!という人は、まず保湿を徹底してください。
そして、肌の状態が良いときは保湿を怠りがちですが、肌の状態が良いときでも、保湿をしっかりして、良い状態が続くよう意識することが大切です。
肌活の基本②肌の内部の熱を冷ます
皮膚にかゆみを感じるとき、すぐにできる対策は「冷やす」ことです。
かゆいときにかいてしまうと、ますますかゆくなります。
かゆいときに「叩く」って聞いたことありませんか?
私は叩けばいいと思って今までよく叩いてきましたが、それにはかゆみを和らげる根拠はありません。
確実で即効性があるのは「冷やす」ことです。
かゆみを感じたときは、まず冷やしましょう。
肌活の基本③肌を清潔に保つ
肌を清潔に保つことも肌活の基本です。
汗は、かいたら早めに流したり、炎症を起こしやすい部分は水で洗うなど、意識しましょう。
※後述しますが、石鹸で洗いすぎるのはあまり良くないです。
全身汗をかいたときは、清潔な衣類に着替えることも大切です。
【保湿】保湿剤を上手に塗る3つのコツ

先程、「保湿」は肌活において最も大事!と言いましたが、ここからは、保湿剤を正しく塗るコツを紹介していきます。
①しわに沿って塗る
一つ目のコツは、しわに沿って塗ることです。
しわに沿って塗ることで、しわの中に保湿剤が入り込み、塗りムラがなくなります。
私自身、お風呂上がりに全身にボディークリームを塗るときは、表面にバーっと適当に塗っていましたが、これを知ってからは丁寧にしわを意識して塗り込んでいます。
冬は乾燥して手だけでなく体もかゆくなりやすいんですが、夜中に「かゆいー!」と思うことはなくなりました。
手に関しても、手を洗うごとに丁寧にハンドクリームを塗り込んでいて、確実に肌質が良くなってきていることを実感しています♫
保湿剤はただ塗っていればOKではなく、しっかり塗り込むことがポイントです!
②風呂上がり10分以内に塗る
二つ目のコツは、お風呂上がり10分以内に塗ることです。
お風呂上がりは、皮脂膜が洗い流されて肌が乾燥しやすくなっています。
小さい子どもがいるママは、お風呂上がりに自分のことは後回しで子どものケアをしていると、自分の肌がカパカパになっていた…!なんて経験、ありませんか?
私はよくあります(;´∀`)
お風呂上がりは乾燥しやすいから、そういうことが起こるんですね。
入浴で潤った水分は、10分もすれば蒸発してなくなります。
なので、10分以内に保湿することが大切です。
③たっぷりと塗る
最後は、たっぷりと塗ることです。
べたつくのが嫌だから…とうすーく塗っていませんか?
特にハンドクリームなんかは、そんな人多いですよね?
実際、わたしもそうでした。
しかし、薄く伸ばして塗っても、保湿効果は得られません。
テカテカするくらい、塗り込むことが大切です。
目安は、塗ったあと、ティッシュが貼り付くくらいです。
【冷却】なぜ肌の内部の熱を冷ます必要があるのか?
次は、「冷却」についてです。
冷却が必要なのは、肌の内部の熱を冷ますことで、炎症・かゆみ・肌の赤みを抑えられるからです。
かゆい部分が赤くなる理由
かゆくなった肌を見ると、すごく赤くなってる!!という経験はありませんか?
手湿疹に悩む私はよくあるのですが、毎回ビックリします。
肌が赤くなるのは皮膚が熱を持ったからです。
熱を持ったのは、皮膚の内部で炎症が起こったからです。
皮膚の内部で炎症が起こる
↓
皮膚が熱を持つ
↓
かゆくなる
このような流れです。
かゆみを即和らげるには「冷やす」ことが大事
上で説明したように、皮膚は炎症が起こることで熱を持ち、かゆみが出ます。
なので、皮膚が熱を持った状態のときは、冷やせばかゆみが落ち着きます。
肌を冷やすことで、内部の炎症が落ち着き、かゆみも落ち着くのです。
かゆい!と思ったらかかずに冷やしてみましょう!
【清潔】「清潔にしている」の誤解

次は、「清潔」に関しての誤解を解いていきます。
石鹸でゴシゴシは逆効果
「清潔」と言うと、「毎日お風呂でしっかりゴシゴシ洗っているから大丈夫!」と思っていませんか?
ナイロンタオルなどに石鹸をつけて、ゴシゴシ洗うのは逆効果です!
そのゴシゴシが余計に肌を傷つけてしまいます。
本来は、石鹸をよく泡立てて、手で洗えばOKです。
本書には、お湯のみ洗いでも汚れのほとんどが除去できると書かれています。
私はお湯だけはちょっと…と抵抗があるので、石鹸をよく泡立てて手で全身を洗っています。
ナイロンタオルでゴシゴシしている人!
今夜からやめましょう!
長風呂はかゆみに最悪
長風呂は、皮脂、セラミドとともに肌の保湿・バリア機能を担っている天然保湿因子を体から奪ってしまいます。
天然保湿因子とは、タンパク質が分解されたアミノ酸です。
アミノ酸は水に溶けやすいので、長風呂をやシャワーの浴びすぎにより体から抜けていってしまいます。
また、お湯の温度も重要で、熱すぎると皮脂やセラミドがお湯に溶け出してしまいます。
なので、熱いお湯に長時間浸かるのは避けましょう。
38〜40℃くらいのお湯に、10分以内浸かるのが肌にとっての理想です。
【頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる】まとめ
今回は、「頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる」を読んで学んだこと、実践していることをまとめました。
実際に約1ヶ月私がやってきたことは
- 保湿の徹底
- かゆみを感じたときかかずに冷やす
- 石鹸をよく泡立てて手で体を洗う
この3点です。
この3つを意識するだけで、体のかゆみはほとんどないし、手湿疹もかなり改善されています。
毎日皮膚科の薬を塗りまくっていましたが、今はハンドクリームのみです。
嘘くさいですが、事実です!笑
かゆみや肌荒れに悩んでいる方は、騙されたと思ってぜひやってみてください。
本書では、さらに食事の面や漢方についてなども詳しく書かれています。
もっと深く知りたい!という方は、ぜひ読んでみてください。
※すべての症状が必ず改善するという保障はありません。よほどひどい場合は皮膚科での適切な治療が必要です。