年間100冊目標!
読書大好き2児ママのさくもも(@samosta25)です。
- 本を読むのに時間がかかる
- 読みたい本が溜まっていく
- 本を読んでもすぐに忘れちゃう
今回は、こんな悩みを解決できちゃう本!
「死ぬほど読めて忘れない高速読書」を読んで学んだことをまとめました。
「高速読書」ってどんな読書法なのか?
この記事を読めば「高速読書」の8割を知ることができます。
※残りの2割は本書で学んでください♪
たくさん本を読んで、なおかつ実生活に確実に活かしたい!というあなたはぜひ最後まで読んでみて下さいね。
Contents
高速読書は「スピード×記憶定着」両方を実現する読書術

高速読書は、名前だけ聞くと「速読」でしょ?と思ってしまいますが、「速読」とは違います。
世の中には「1冊3分で読めて99%忘れない」などといった「どーなのそれ…」っていう速読法もありますが、そのようなものとは全くもって違います。
今回紹介する「高速読書」は、速読でもない、フォトリーディング的な右脳を使った読書でもない、誰でもすぐにできる新しい読書法です。
早く読んで、なおかつ記憶にしっかりと定着させる読書なんて、できたら最高ですよね。
それこそまじで人生変わるかもしれません。
そんな高速読書の方法を順に解説していきます。
高速読書をする上で最も大事なのは「目的」を明確にすること

「高速読書」に限らずですが、本を読むときには「目的」を明確にしなければ何も得られません。
- 何を学びたいのか?
- 読んだあとどうなりたいのか?
本を読み始める前に、しっかりと「目的」を明確にしておきましょう。
本を速く読む方法は後述しますが、速く読むためには「読む目的」に全く関係のないところは捨てていかなければなりません。
なので、読む前の準備として必ず「目的」を明確にし、ノートなどに書いておきましょう。
本を読み終えたときに、読む前に考えた「目的」が達成できたら、その読書は「成功」と言えます。
高速読書は1冊を30分で3回読む

「目的」を明確にしたら、早速読み始めましょう。
高速読書の1番のポイントは「1冊を30分で3回読むこと」です。
なんだよそれ…無理でしょ!って思いましたね?
普通に3回読んだら30分じゃ到底無理です。
3回の内訳は
1回目:15分
2回目:10分
3回目:5分
です。
なおさら「ありえない!無理言うな!」と思いましたね?
それぞれ「どう読むのか?」これから説明します。
ちなみに、同じ本を3回読むのは、複数回読んだほうが記憶に定着しやすいと脳科学で証明されているからです。
高速読書1回目:全ページ読む(15分)
まず1回目は、全ページ読みます。
普通のスピードで全ページ隅から隅まで読んでいたら、200ページ位の本だと1時間とかかかります。
なので、ザーッと全部目を通すイメージです。
ここでのポイントは2点
- 時間を意識すること
- 必要ないと思う部分は飛ばし読みすること
です。
「時間を意識すること」はすごく重要です。
制限時間を設けることで、脳が活性化します。
時間を決めずに読むと、ダラダラ読みになってしまい、無駄に時間がかかります。
15分でザーッと全部読んでも頭に入らない!と思いますよね。
頭に入らなくてもいいんです。
ザーッと読みながら、気になるところはドッグイヤー(ページの端を折る)していきます。
※私は折らずに付箋を貼っています。好きなやり方でOKです。
2回目、3回目とあるので、計3回で記憶に定着すればいいのです。
1回目の段階では覚えようとせず、気になるところにひたすらしるしを付けて、最後まで通して15分で読むことだけに集中してください。
高速読書2回目:ドッグイヤーのページを読む(10分)
2回目は、1回目にしるしを付けたところとその前後を中心に読みます。
そのときに、思ったことを「青ペンで」書き込みます。
※青色には思考力を高める働きがあります。
青ペンで書きなぐることで、脳が「エピソード」として記憶するのです。
2回目も「10分」という時間を意識して、しるしとその前後だけをザーッと読みましょう。
青ペンで書きなぐりながら、最後まで読み切ってください。
高速読書3回目:青ペンの入ったページを読む(5分)
3回目は青ペンの部分のみ読みます。
2回目に青ペンで書きなぐった箇所から、「その情報を実際にどう活かすか?」具体的に書き加えます。
実際にどう活かすかを書く(アウトプット)ことで、脳は重要な事だと認識するので、長期記憶につながります。
3回目のあとに、アウトプットノートを作ればさらに効果的です。
速く読むための超簡単テクニック

ここまで「高速読書」の方法を簡単に解説してきました。
しかし「1冊30分で3回読む」というだけで、具体的にどうやって「速く」読むのかわからない!できる気がしない!と思いましたね?
「高速読書」は速読ではないので、トレーニングなどはありません。
いくつかのテクニックを使って、数をこなしていけばスピードも上がってきます。
※数をこなすと読み方のポイントが掴めてくるので、確実にスピードは早くなります。(体験談)
ここで、速く読むための超簡単テクニックを2つ紹介します。
飛ばし読み
これは、私自身もっとも重要だと思っていることです。
必要のない部分は読み飛ばします。
「え?必要のない部分とかよくわからない…」という人もいますよね。
例を出すと
- 著者の自慢話
- 身内への感謝
- 補足のイラストや図表
などは「本を読む目的」にそぐわない箇所です。
読み飛ばしても、影響がありません。
その本を読む目的をしっかり意識して、その目的に全く関係のない箇所は迷わず読み飛ばしましょう。
ちなみに、著者の上岡さんは「目次」と「あとがき」も読まなくていいと言っておられます。
世に出ているほとんどの読書法の本で「目次を読むことの重要性」を語られているので、これには驚きました。
「高速読書」では1回目に全ページ目を通すので、目次はたしかに読まなくても問題ない部分かなと感じました。
漢字読み
普段なかなか意識することはないですが、ひらがなばかりの文章は理解するのに時間がかかります。
漢字とひらがながバランス良く混ざっていると理解しやすいのです。
極論、文章中の漢字だけを追って読んでもほとんど内容が理解できます。
これは実際にやってみるとよくわかるので、今すぐ近くにある本を開いて漢字だけを追ってさらっと読んでみてください。
だいたいの意味はつかめますよね。
なので、漢字だけ(漢字を意識して)読んでいくことで、かなりスピードがアップします。
高速読書をマスターして本をたくさん読もう!

最後にこの記事の内容をまとめます。
- 高速読書は速く読めて記憶に定着する読書法
- 1冊30分で3回読む(15分/10分/5分)
- 1回目は全ページ読む(気になるところはドッグイヤー)
- 2回目はドッグイヤーのみ読んで、感情を青ペンで書きなぐる
- 3回目は青ペン部分を読んで、さらに行動プランを青ペンで書く
- 速く読むために「飛ばし読み」「漢字読み」をする
これをマスターできると、本当に人生変わりますね。
今まで読みたい本が溜まっていく一方だった人も、高速読書でたくさん読めるようになります。
本書では、さらに記憶定着のために「アウトプットノート」にまとめる方法も紹介されています。
この記事で高速読書については8割理解できたと思いますが、もっと詳しく知りたい方はぜひ本書を読んでみてください。
世に出ている速読法の中では寺田昌嗣さんの「フォーカス・リーディング」がおすすめです。
私が実際にトレーニングしてみて効果を感じた速読法はフォーカス・リーディングだけでした。
本格的に速読トレーニングをしたい人には「フォーカス・リーディング習得ハンドブック」がおすすめです。
フォーカス・リーディングと高速読書をかけ合わせると最強だな!と感じています。
