こんにちは。
読書が大好きな2児ママのさくもも(@samosta25)です。
今回は、今週発売されたばかり!新刊ほやほやの「東大集中力」を読んでのレビューです。
去年、話題になった「東大読書」の著者、現役東大生・西岡壱誠さんの新刊です。
「東大読書」が結構刺さったので、今回は発売と同時に「東大集中力」を買ってみました。

家で作業をしていると、「今日は○○をやろう!」とざっくりとした目標を持っていても、全然集中できず、だらだら作業になってしまうことが多々あります。
家事・子育て・仕事と日々追われているので、
限られた時間の中でより多くのタスクをこなしたい!
そんな思いで「東大集中力」を読みました。
- 仕事や作業をしていても、あまり集中できない
- 気が乗らなくて、毎日ダラダラ作業している
- 気づいたら、スマホばかりいじってしまう
集中=「頑張る」ではない!
集中=「忍耐」ではない!
「東大集中力」を読んで、それがわかりました。
そして「東大集中力」では、簡単な質問で自分のタイプを知り、そのタイプに合わせた集中力アップ法を知ることができます。
そちらもおもしろいですよ♪
「東大集中力」を読んでわたしが学んだこと
- 「集中する」=「前のめり」になること
- 「前のめり」になるためには「目標設定」が大事
- 「前のめり」を保ち続けるには「アウトプット」が大事
ここからは、わたしが学んだことを紹介します。
Contents
「集中する」=「前のめり」になること
「集中する」=「頑張る」ではない
「集中するぞ!」って思うと、多くの人は「頑張ろう!」って思いますよね?
わたしもそうでした。
「よし、今日は集中して頑張るぞ!」みたいな感じです。
しかし、「集中する」と「頑張る」はイコールではないと西岡さんは言います。
真の「集中」というのは、無理をしないこと。
我慢せず、無理をせず、しかし自然にそういう状態になっていること。
つまりは「頑張らない集中」こそが真の集中なのです。
「東大集中力」より引用
前のめりになることで、集中力が持続する
「前のめり」を言葉にすると…
強い興味を持ったときに、対象と距離を近づけようとする反応
「自然と能動的になっている状態」です。
東大生は、「前のめり」の姿勢が優れているといいます。
授業を受けるとき、問題を解くとき、文章を読むとき、人に何かを話すとき…
「前のめり」になっていることが多いんだそうです。
自分は大学生の時どうだったかな?って振り返ると、適当にノート取って、眠いときは寝て…というかだいたい眠かったな…という感じです(;´∀`)
全く「前のめり」じゃないですよね。笑
「前のめり」だったら、眠くもならないでしょう。
では、どうしたら「前のめり」になれるのでしょうか?
「前のめり」になる鍵は、「目標設定」と「アウトプット」にあります!



「前のめり」になるには「目標設定」が大事
「目標設定は大事」
これはよく聞くことですよね。
「集中する」=「前のめりになる」という面でも、「目標設定」は重要な意味を持ちます。
「目標設定」のしかた
「目標設定」とは、「集中する対象」の選択です。
「大きな目標」を立てることは大事ですが、さらにそこから細かく細かく掘り下げることがもっと大事です。
目標を細かくすることで、前のめりに集中できるようになるのです。
【例】今日の目標
✕:数学の勉強をする、経済の勉強をする
○:数学の■■の問題を5問解く、経済の教科書を10ページ読み込む
学生時代を思い出すと、
「今から1時間は英語!」としか決めていなくて、漠然と取り組んでいた記憶があります。
「今日はこのページの英単語を完璧に覚える」とか
「この問題は確実に解けるようにする」とか。
ピンポイントで目標をしぼると集中できる!というのは納得です。
これは東大生や学生に限らず、社会人であるわたしたちも、同じですよね。
目標を細かく細かく細分化して、1つずつ確実にこなしていくのがよさそうです◎
「目標設定」のポイント
- 「数字」を目標に入れる
- ひとつひとつ順に追求する
①「数字」を目標に入れる
目標を「数字」で明確化したほうが、目標に対して前のめりになれます。
【例1】「テストで80点取る」
80点取ろうと思ったら、20点は落としてもいいわけです。
そうすると、確実に80点を取れるように的を絞って勉強することができます。
「テストでいい点を取る」にしてしまうと、まんべんなく点数を取ろうと広い範囲での勉強をすることになります。
【例2】「この本を30ページ読む」
「今日はこの本を読む」だと、極端な話、2ページでも達成したことになります。
明確に「30ページ」と決めることで、確実に30ページ読もうとするし、読めるのです。
②ひとつひとつ順に追求する
集中する対象が複数あると、どれも半端になってしまいます。
なので、目標の細分化をして、ひとつひとつに集中することが大事です。
【例】会議のための資料を作成する
✕:わかりやすい言葉を選んで、レイアウトにも気をつけながら、他のことにも意識を向ける…
○:まずは詳細を詰める→わかりやすい言葉を選ぶ→最後にレイアウトを考える
考えることが多いときは、とにかく細かくしてみると、とっつきやすくなります。
「前のめり」を保ち続けるには「アウトプット」が大事
「アウトプット」が大事!というのも、よく聞きますよね。
日本人はインプット過多になりがちだと言われます。
アウトプット大全&インプット大全の著者・樺沢紫苑さんは
「インプットとアウトプットの黄金比」はインプット3:アウトプット7だと言います。
それだけアウトプットが大事!というわけですが、今回のテーマ「集中力」という観点でも、「アウトプット」はとても大事です。
アウトプットの見える化
集中力を継続させる方法として、「アウトプットの見える化」というものがあります。
アウトプットを見える化することで、やらなければいけないことが明確化するのです。
そうすると、「次に何をやらなければいけないか」がわかりやすくなります。
【アウトプットの見える化】
- 目標を決める(何をやりたいのかをしっかり考える)
- その目標のために、大まかにまず何をやらなければいけないか、という大タスクを2〜3個考える。
- その大タスクの項目に、具体的に何をしなければならないのかを、数字を入れながら箇条書きで書いていく。
- 大タスクをどのくらいの期間で終わらせたいかを考えて、割り算をして毎日どのくらいの分量を終わらせたいかを考える。→少タスクとする
※「東大集中力」ではもっと細かく説明されています。深く知りたい方は「東大集中力」を読んで下さいね!
さきほどの「目標の細分化」とかぶる部分も多いですね。
- 目標を細かくすることで、やるべきことが明確になり、ひとつひとつに集中できる
- その目標に期限を設定し、逆算して毎日何をどれくらいするのかを決めることで、継続できる
ということです。
ここまでしっかり逆算できたら、夢も近くなるような気がします。
【まとめ】東大集中力
結論!
集中力を発揮するには、「集中する対象」を明確にすること
そのためには
- しっかりと目標設定をする
- 目標は細分化する
- 目標に数字を入れる
- 複数の目標を同時に考えない
- 目標に期限を設定する
- 逆算して、日々何をどれくらいやるのか明確にする
- 決めたらとにかくこなす!
すぐに取り組めそうですよね?
今回は「東大集中力」を読んで学んだことを、自分なりにわかりやすくまとめてみました。
「東大集中力」には、まだまだ「集中するためのコツ」や「集中を持続するためのコツ」が満載です。
興味がある方はぜひ読んでみてください。
最後にひとつ言わせてください。
「集中したいとき」は、スマホはサイレントモードにして手の届かないところに置きましょう!!