こんにちは。
最近、積読の山を見ているとワクワクが止まらない!読書大好き2児ママのさくもも(@samosta25)です。
今回は、飯高悠太さんの「僕らはSNSでモノを買う」のレビューです。
SNSの普及により、誰もがメディアになり、誰もがコンテンツの作り手になれる時代になりました。
どのようにして商品やサービスの購入につなげられるのでしょうか?
ポイントは「UGC」と「ULSSAS」だと飯高さんは言います。
そこで、今回は「UGC」と「ULSSAS」についてまとめます。
Contents
SNSでモノを売るには「UGC」が大事
UGCって何?
UGC(User Generated Contents)とは…
ユーザーが作ったコンテンツ。
企業が打ち出す広告ではなく、ユーザーが自分の意志で投稿するコンテンツのこと。
つまりは、口コミです。
実際に商品を買ったり、サービスを受けた人の声=口コミです。
モノを買うときに最も影響を受けるのは「家族・友人からの推薦」
モノを買うとき何に影響を受けるか?という問いに対して「家族・友人・知人からの推薦」というのがどの国でも1位になっています。
※「僕らはSNSでモノを買う」に詳しいデータが載っています。
つまり、どれほど情報が届きにくい時代になったとしても、家族・友人・知人の言葉はユーザーにちゃんと届くということです。
そして、身近な人達の意見は信用度が高いのです。
あなたはどうですか?友人が「この○○めっちゃよかったよ!」と言っていたら、すごく気になりませんか?。
バンバンCMで流れていても、認知はするけどそんなに簡単に興味は生まれません。
バンバンCMで流れていたモノを、実際に友人が使っていて、「めっちゃいいよ!」と言われたら、「最近良くテレビで見てたけど、そんなにいいのか…!」と、そこで初めて興味を持ちます。
やっぱり、身近な人の意見は強いですね。
企業の広告より、口コミ=UGCが大事!
ここまで言ってきたように、企業の広告やメディアの情報よりも、実際にそのモノやサービスを利用した人の生の声は、すごく響くし大きな影響を与えます。
SNSでも同じ状況が生まれるということです。
自分のフォロワーさんが「これ買ったよ!すごく良かった!まじでおすすめ!!」とか言ってたら、その企業の商品紹介ツイートよりも断然響きますよね?
「これ買ったよ!すごく良かった!まじでおすすめ!!」とかフランクすぎますが。笑
良かった点3つ!とか箇条書きで書かれていたりなんかすると、なおさら興味を持つかもしれません。
こういった理由で、口コミ=UGCはSNSでモノを売る上で最も重要なのです。
SNSの購買プロセス=ULSSAS
ULSSASって何?
ULSSASとは…
SNSの購買プロセスのこと。
- UGC(ユーザーが作ったコンテンツ=口コミ)
- Like(いいね)
- Search1(SNSで検索)
- Search2(Google・Yahooで検索)
- Action(行動・購入)
- Spread(拡散)
上記の①〜⑥それぞれの頭文字を取って、ULSSASです。
SNS時代にどのように情報が伝播するかを追いかけた結果生まれた概念です。
ULSSASの特徴は「UGC」が起点となっていること
上のULSSASのプロセスを見てもらえばわかるように、ULSSASはUGCが起点となっています。
自然発生的な口コミが1番大きな力を持つからです。
この口コミ=UGCを購買サイクルのトップに置いていることがポイントです。
ULSSASのサイクル例
【U】ある健康器具を買った人が、Twitterで「健康器具買ったよ!めちゃくちゃ効いてる!!」とツイートする
【L】ツイートを見た人が共感して「いいね!」や「リツイート」をする
【S①】「いいね!」した人がTwitterでその健康器具を検索する
【S②】さらにGoogle・Yahooでその健康器具を検索する
【A】その健康器具を買う
【S】「健康器具買ったよ!本当にいい商品だよ!」とツイートする
→さらに口コミ=UGCが生まれる
→新たなサイクルにつながる
こんな風にサイクルを回すことができれば、商品はどんどん広がって売れ続けます。
【まとめ】僕らはSNSでモノを買う
今回は「僕らはSNSでモノを買う」でポイントとされている「UGC」と「ULSSAS」について簡単にまとめました。
これは、企業のマーケティング担当者必読の1冊ですが、
- 個人でブログ運営している人
- フリーランスの人
なども応用が効く考え方です。
UGCを発生させることを意識する。
ULSSASサイクルを回す。
とてもわかりやすく、勉強になりました。
「僕らはSNSでモノを買う」は会話形式で読みやすくわかりやすいです。
今回この記事で紹介したのはポイント2点のみなので、興味のある方はぜひ本書を読んでみてください。
ポイントを押さえてから1冊読むと、より吸収できるはずです♬